社員と会社の約束
会社は一隻の船
会社という企業体は、一つの目的地に向かって進む一隻の船であり、社員はその船を進ませるための乗組員です。
社員という乗組員、会社という船、そのどちらがなくても目的地に向かって進む事はできません。
社員と会社は対立関係にある別個独立の存在ではなく、一体なのです。
即ち、会社を作り上げているのは社員一人一人であるということです。
従って社員が会社に何かを「してもらう」、会社が社員に何かを「してあげる」のではなく、社員は自らが会社を支え、作り上げ、変えて行くという役割を持ち、会社はそのための環境を整えるという役割をもつのです。
従って、社員と会社との約束は、それぞれがどの様な役割を果たして行くのか、という役割分担の話でもあります。
社員と会社の約束はこうです。
第一の約束
社員は「未来を創る」ことの意味を理解し、自らそれを実現して行きます。
会社は社員がそれを実現できる環境を整え、その実現を支援します。
第二の約束
社員は先ず、自分自身が楽しく生きます。
会社は社員全員が楽しく生きられる環境を整えます。
第一、第二の約束を果たすための社員と会社の約束
A) 常に変化を捉え、革新的(Innovative)で創造的(Creative)な仕事、即ち他にとらわれない独自の発想をし、取引の安全と経済の活性化に貢献し続けるとともに、業務の革新により、生産性を向上させます。
会社はその機会と環境を提供します
B) フクダリーガルという同じ船に乗り込んだ以上、社員全員が、一体感をもって一つの目標に向かって前進します。チームで成果を出すための方法を考え、実行し、また、相手の信頼を裏切らないように行動します。
会社はそのための仕組みを作ります。
C) 社員一人一人が生涯成長を続けます。
会社はそれを可能にする制度を提供します。
D) 目標を持って主体的に生きます。
会社は理念を明示し仕事が的確に評価される環境を整備します
E) 社員はそれぞれお互いの価値観と個性を尊重します。
会社は社員一人一人の価値観と個性を尊重します。
F) 心と体の健康の維持に努めます。
会社はその為の制度を導入します。
G) 失敗を恐れずチャレンジします。
会社はチャレンジできる環境を提供します
H) コミュニケーションを大切にし、良好な人間関係を維持する様に努めます。
会社はその為の制度を作ります。
I) 社員相互は常に情報を共有することに努めます。
会社はそのための制度やツールを導入します。
J) 自分のやりたいことをし、言いたいことを言います。
会社はそれができる環境を整備します。
K) 仕事と行動に自信と誇りを持ちます。
会社はそれを可能にする環境を作ります。
L) 常に希望に満ちた将来像を描きます。
会社は将来ビジョンを明確にし、それを実現する仕組みを作ります。
M) 常に楽しく仕事をします。そのために業務改善、生産性向上の努力を続けます。
会社は楽しい職場環境を作り、業務改善を支援します。
N) 常にホスピタリティマインドを持ち周囲の人々も楽しくなるような仕事をします。
会社はその実現を支援し、環境を整備します。
O) 家族、友人、仲間、お客さまを始めとする全ての人、そして自分自身を大切にします。そして全ての人々に対する感謝の気持ちを常に忘れません。
会社は先ず社員一人一人を大切にします。
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